地域包括ケア病棟で勤務しています。
ここは、急性期での治療を終えた方が、在宅復帰や施設退院を目指して治療やリハビリの継続を目的に入院する病棟になっています。
関連施設や在宅で生活する方の検査や治療の場としても機能している為、病棟内には様々な疾患を抱えた方が入院しています。
入院される方は高齢の方が多く、肺炎を繰り返している方も多くいます。
嚥下状態に合わせて食事形態や介助方法を変更し、口腔ケアを継続していくことで肺炎を繰り返さないよう日々ケアしています。
また、高齢者は環境の変化や体調不良により認知機能にも影響を受けやすく、ADLも低下しやすくなっています。
転倒のリスクも高い中、その方のADLや認知機能に合わせてケアしていくことはとても難しいと感じますが、病棟スタッフやリハビリなどと相談しながら対応しています。
以前勤めていた病院よりも患者の年齢層が高く、重度の認知症の方との関わりに戸惑いもありましたが、周りのスタッフに頼りやすい環境があるので助けられているように思います。

M.Yさん 2016年12月採用

私は50歳目前で慈啓会病院に就職しました。看護師も免許を取って5年の経験しかなく余りの経験のなさに「大丈夫だろうか」という不安だらけで入職しました。
療養の経験しかなく、今の病棟に配属され毎日毎日仕事をしていても、この対応でよかったのだろうか、変なことはしていなかっただろうかなど不安な日々の連続で心が折れそうな時もありました。
そんな日々を送りながらも上司、同僚たちとの会話の中で、相談できる勇気が出るようになりました。それは職場の雰囲気のおかげでした。
50歳目前、聞いたことがすぐ頭で理解できなかったり、失敗もありましたが直ぐ報告する事で上司、スタッフたちと共に対応策、解決策が得られました。それは自分にとっても新たな勉強、学びにもなり、自分の看護観を広げられる力ともなり今に至っています。
自分が受け入れられた環境、雰囲気を忘れずにこれから共に働いていく方たちとの出会いを大切にしようと思います。

M.Tさん 2015年11月採用