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漢方外来

Chinese medicine outpatient

漢方外来

担当医師:伊林 由美子 [月曜] 9:00~12:00 [水曜] 13:30~17:00 [金曜] 9:00~12:00

担当医師:宮坂 史路   [火曜] 9:00~12:00

“漢方薬”は身近な存在だと思いますが、 “漢方外来”となると、ずっと気になっていたという方が意外に多く、自分はかかってもよいのかと迷われるのでしょうか?病気ではないかもしれないけれど体調が今一つすぐれない、他で治療を受けているけれどあんまり…、治療は納得しているが副作用がつらい、診断はついているが漢方治療で治したい、という人などにおすすめです。まずはお話だけでもよいのです。もちろん、医療保険が使えます。まれに生薬が実費で必要な場合もありますが、納得できる理由があるはずです。
漢方治療は西洋医学と対立するものではなく、両方使う場合ももちろんありますが、漢方 治療が優れている点をあげてみます。

  • 西洋医学で診断がつかない時や検査に異常がない時

    65才男性:疲れやすくなり、いつもの仕事もつらい。ふらふらする、汗ばむ、食欲も落ちている…。消化器科や循環器科、呼吸器科などで異常がない。→補中益気湯(ホチュウエッキトウ)を2週間飲んで、少し楽になる。2ヶ月後には8割がた良い。4ヶ月で終了。

  • 西洋医学的治療でなかなか治らない、苦痛が緩和されない

    難治性の頻尿、下痢、月経痛、頭痛、長引く咳、口内炎、神経痛、・・・。
    30代後半女性:10年来、血尿、残尿感が続いている。専門医の治療を受けているが治らない。→猪苓湯(チョレイトウ)を処方。2ヶ月後には不快な症状が消失。

  • 西洋医学的治療が副作用で続けられない

    40才女性:のどがよく痛くなるが、薬をもらうと胃が痛くなったり下痢をする。→桔梗散
    (キキョウサン)でのどの炎症は改善。ついで体質改善の治療を加え、カゼをひきにくくなった。

  • 西洋医学に良い治療法が無い

    「冷え」はその代表的なものです。西洋医学的には「冷え性」であり、生活指導の対象ですが、漢方医学では「冷え症」として治療対象となります。痛みやしびれに冷えが関係していることもあります。また「瘀血(オケツ)」も現代医学の考えにありませんが、眼の周囲のくまや月経困難症、毛細血管の拡張などから疑い、治療に役立てます。

  • 体質虚弱者・病後

    漢方薬を飲んでいると風邪をひきにくくなったり、疲れにくくなったりします。

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