社会福祉法人 札幌慈啓会は
本年(令和7(2025)年)10月5日、社会福祉法人札幌慈啓会は創立100周年という大きな節目を迎えます。
ご利用者様やご家族様、地域の皆様、そして後援会の皆様との絆が、
私たちの活動を支え、励まし続けてくださったことに心より感謝申し上げます。
100周年記念法人ロゴ・記念ロゴの作成
さて、100周年を迎えるにあたり、本年は様々な企画を検討しております。
その一環として、記念ロゴを札幌大谷大学様との「産学連携」により作成を行い、
1月6日に職員に向けて発表を行ないました。
【100周年記念ロゴ】 【100周年記念法人ロゴ】
今後は、本ロゴを様々な場面や媒体で使用することにより、記念の機運を高めてまいります。
そのほか、記念学会の開催や祝賀会などの実施。
また、法人ビジョン発表などが予定されておりますので、ぜひともご期待ください。
札幌慈啓会 法人ビジョン2025
100周年を迎える慈啓会の未来を見据えた法人ビジョンを作成いたしました。
作成にあたっては、法人内の様々な拠点から広い年代の職員を募り、プロジェクトを立ち上げて
令和4(2022)年9月より、令和6(2024)年1月まで、のべ17回の会合を行い素案を作成。
その後、2回の全職員へのパブリックコメントを経て完成に至りました。
慈啓会が今後地域に向けてどのように関わり、お役に立てることができるか。
私達職員がどのように役割を果たしてゆけるか。
そのような思いの込もったビジョンとなっております。
北海道医療新聞社様のインタビューを受けました
2025年2月21日、北海道医療新聞社様のインタビューを受けました。
北海道医療新聞社は、1968年に設立された北海道唯一の医学・医療専門の新聞社です。
法人で使用している様々な車両に100周年ロゴをあしらったPR用マグネットを貼りました。
地域の皆様にも広く100周年をアピールいたします。
旭ヶ丘駐車場の看板が100周年仕様になりました
旭ヶ丘地区の駐車場に設置されている看板を、100周年記念仕様に貼り替えいたしました。
3月11日(火)の午後に張り替え作業を実施。スッキリとシンプルなデザインの看板になりました。
介護新聞にインタビュー記事が掲載されました
令和7(2025)年3月14日の介護新聞に理事長のインタビュー取材記事が掲載されました。
医療新聞にインタビュー記事が掲載されました
令和7(2025)年3月17日の医療新聞に理事長のインタビュー取材記事が掲載されました。
医療新聞に「記念法人ロゴ」および「100周年ロゴ」に関する記事が掲載されました
令和7(2025)年3月31日の医療新聞に「記念法人ロゴ」および「100周年ロゴ」に関する記事が掲載されました。
記念グッズが完成しました!
記念ロゴをあしらったグッズニ種が完成しました。
付箋は、両面に慈啓会の全景や屋上からの風景写真を使用。
多色ボールペンにもワンポイントでロゴをあしらっています。
これから様々な場面で配布して100周年のPRに活用して参ります。
マイクロバスに「100周年仕様」ラッピングを施しました
皆様にご利用いただいている送迎用マイクロバスがラッピングを施され、
「100周年仕様」となりました!
デザインおよびラッピングは「㈱特需プロジェクト」様に依頼し、
打ち合わせを重ねた結果、藻岩山と円山の四季、
そして慈啓会特別養護老人ホームの屋上から見渡す札幌の街並みをイメージしたデザインとなっています。
100周年記念「Tシャツ&ポロシャツ」が完成しました
記念ロゴをあしらったTシャツとポロシャツが完成しました。
Tシャツは法人の職員全員に。ポロシャツは主として事務・相談系の職員に
配布されており、今後、業務内での着用や行事の際などにも着用をさせていただきます。
来たる10月5日(日)、「第27回札幌慈啓会福祉・病院学会」を開催いたします。
今回は、法人の創立100周年の記念学会としてシンポジウム形式での実施となります。
また、本学会上で慈啓会の未来を示す「法人ビジョン2025」をリリースいたします。
第27回 札幌慈啓会 福祉・病院学会
「人とつながる 未来へつなげる」
~札幌慈啓会100年の軌跡と向き合うべき社会課題~
・開催日:令和7年10月5日(日)13:00~17:30
・会 場:京王プラザホテル札幌 地下1階 プラザホール
・事前申込みは不要です
【↓詳細は画像をクリック】
「福祉新聞」9月2日号に「100周年広告」が掲載されました
福祉新聞社発行「福祉新聞」の9月2日号に
慈啓会100周年をお伝えする広告が掲載され、
広く皆様に知っていただける機会となりました。
「法人創立100周年記念物故者慰霊追悼法要」を執り行いました
9月30日(火)14時より、慈啓会と隣接する「浄土宗藻縁山 観音寺」様において、
「法人創立100周年記念物故者慰霊追悼法要」を執り行いました。
札幌慈啓会は、新善光寺の2代目住職が藻岩山の登山道の麓に「札幌養老院」を開設したのが最初となります。
法人の記念すべき100周年を、始まりの地であるこの藻岩の地において迎えられたことを心より嬉しく思います。
物故者慰霊追悼法要は、慈啓会の各施設をご利用中にご逝去された皆様、
そして、慈啓会職員で逝去された皆さまを追悼供養する法要であります。
当日は風もなく爽やかな秋晴れに恵まれ、慈啓会の施設ご入居者様、行政の皆様、
地域の皆様、職員の遺族代表様、法人役員、職員を含め42名が参列。
浄土宗北縁山 新善光寺副住職、太田真海上人を導師とし、9名の僧侶にて
懇ろにご供養させていただきました。
~ 物故者法要について ~[堀内 和紀 上人]
札幌慈啓会の前身は浄土宗新善光寺 二世住職 林 玄松上人が創設した「札幌養老院」です。
お年寄りの健やかな老後を願い、仏教精神のもと、大正14年10月に現在地である藻岩山の麓に建てられました。
爾来(じらい)、新善光寺とは仏教慈悲の精神のもと、また、経営理念である「共生(ともいき)」のもとに密接に関係してきました。
今回創立100周年を迎え、長きにわたる慈啓会の歴史において関係されたすべての方々の御霊(みたま)を浄土宗の法要儀式によって慰霊いたします。
本法要では「散華行道(さんかぎょうどう)」という作法を行います。散華行道は仏や菩薩をはじめ物故者の霊を迎え供養する作法です。
散華は、仏や菩薩が現れる際に空から花が降るという説話に由来し、仏への供養方法の一つで、
花の芳香によって悪い鬼神を退け、道場を清めて仏を迎えるとともに、散華そのものが功徳になるとされる儀礼行為です。
創立100周年記念「第27回福祉・病院学会」が開催されました
令和7年10月5日(日)、京王プラザホテル札幌 地下1階プラザホールにおいて、
「創立100周年記念 第27回 福祉・病院学会」を開催いたしました。
当日は、216名の皆さまにご参加をいただき、活発な質疑応答や意見交換が行われるなど、盛況のうちに閉会いたしました。
本学会では、これまでの歩みを振り返りながら、これからの地域福祉・医療のあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。
また、節目の年にあたり、当法人の今後の方向性を示す「札幌慈啓会 法人ビジョン2025」を正式にリリースいたしました。
「札幌慈啓会 法人ビジョン2025」および「ビジョンストーリー映像」を公開いたしました。
法人ビジョン作成プロジェクトリーダーである、札幌慈啓会 法人本部 経営企画部長 蝦名 真 より、
今後の方向性と地域社会とのつながり方についてプレゼンテーションが行われました。
そして、札幌大谷大学の学生様に産学連携にて制作いただいた「ビジョンストーリー」のムービーも併せて上映されました。
■【シンポジウム】(シンポジスト6名)
6名のシンポジストをお迎えし、各分野から地域社会における課題と可能性について活発な議論が行われました。
① 地域の社会課題概論
北星学園大学 社会福祉学部 教授 畑亮輔 氏
② 高齢者の内科疾患と認知症サポート
慈啓会病院 診療部長 河本一彦
③ 札幌慈啓会のこれまでの取り組み実績
札幌市中央区第3地域包括支援センター センター長 小林智巳
④ 札幌市内の他社の取り組み実績
終活・相続支援センター札幌 奈良坂愛 氏、千種亜季 氏
⑤ 地域福祉の推進を図る中核的団体として
札幌市社会福祉協議会 地域福祉部 部長 大石純 氏
⑥ 地域の社会課題総論(まとめ)
北星学園大学 社会福祉学部 教授 畑亮輔 氏
それぞれの講演では、地域の高齢化、医療と福祉の連携、終活・相続支援など多面的なテーマが取り上げられ、
ディスカッションでは、、福祉の未来を見据えた建設的な意見交換が行われました。
創立100周年という節目を迎え、私たちはこれまでの感謝とともに、「人とつながる 未来へつなげる」という理念を胸に、
地域社会とともに新たな一歩を踏み出してまいります。
ご参加くださった皆さま、そして長年にわたり札幌慈啓会を支えてくださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。
令和7年10月5日(日)、京王プラザホテル札幌 2階エミネンスホールにおいて、
「社会福祉法人札幌慈啓会 創立100周年記念祝賀会」を盛大に開催いたしました。
当日は、ご来賓、ご招待者、そして慈啓会職員をあわせて408名の皆さまにご臨席いただき、
100年の節目を祝う温かな会となりました。
祝賀会は、冒頭に産学連携により札幌大谷大学の学生様に制作いただいた「慈啓会100年のあゆみ」ムービーを上映。
専務理事 今 真一の開会のことばにより厳かに開幕し、理事長 太田 眞琴より感謝と未来への決意を込めた挨拶が述べられました。
続いて、多くのご来賓の皆さまから心温まる祝辞を賜りました。
浄土宗総本山知恩院門跡 伊藤 唯眞 猊下 よりメッセージ
(読み上げ 浄土宗清璋寺 住職 太田 光顕 上人)
北海道知事 鈴木 直道 様
(代理 北海道保健福祉部長 古岡 昇 様)
札幌市長 秋元 克広 様
(代理 札幌市副市長 山本 健晴 様)
北海道社会福祉協議会 会長 塚本 泰司 様
全国老人福祉施設協議会 会長 大山 知子 様
株式会社福祉新聞社 代表取締役社長 松寿 庶 様
多くの皆さまよりお祝いの祝電や祝花も多数頂戴し、改めて地域の皆さまとの
深いご縁と温かいご支援に感謝申し上げます。
祝杯は、浄土宗社会福祉協会 理事長 細井 宏俊 様 によりご発声いただき、
続いて、記念ロゴ・ムービーの制作に携わっていただいた札幌大谷大学 芸術学部 美術学部の
6名の学生様の紹介と記念品贈呈セレモニーを行いました。
弦楽四重奏ユニット「アンサンブル・ボヌール」様の美しい調べのなか、宴席が進みました。
また、乾杯のご発声は、札幌慈啓会後援会 会長(カネシメ高橋水産株式会社 会長) 髙橋 松一郎 様 によって行われ、
終始和やかで心温まる祝宴のひとときとなりました。
閉会のことばは、副理事長 太田 真海 が務め、来場者一同の温かい拍手の中、
盛会のうちに幕を閉じました。
100年という歴史の重みを胸に、私たち札幌慈啓会は次の時代に向けて新たな一歩を踏み出します。
これまで支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げますとともに、
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。