社会福祉法人 さっぽろ慈啓会 展開ボタン

お知らせ 詳細

HOME > 施設紹介 > 札幌市稲寿園 > お知らせ > 札幌市稲寿園 > 生活困窮者就労訓練事業の施設見学会が開催されました

生活困窮者就労訓練事業の施設見学会が開催されました

札幌市稲寿園

2018年3月7日

kenngakukai-01去る2月23日、当園において「札幌市生活困窮者自立支援ネットワーク会議」の一環として施設見学会が開催されました。
この日は、主催者である札幌市を始め、北海道労働局、小樽市や江別市などから、担当職員や相談支援員など約15名が集まりました。施設長から当園の紹介を行ったあと施設内を見学。その後研修室にて具体的な訓練事例の紹介や意見交換会が行われました。
見学のため施設内を回ったさいには、その日訓練中の男性に見学者から声をかける一幕もありました。

上の写真は会議の様子、下中央の写真は見学時の様子です。

kenngakukai-02kunnrensei

右の写真は訓練中の男性が居室トイレの清掃を行っている様子です。

札幌市内における就労訓練事業所の数は2月末現在で21ヶ所が登録されています。当園の場合は指定管理者として管理運営を担当している社会福祉法人札幌慈啓会が、昨年4月に認定申請を行い、5月中旬に登録を受けました。
実際の就労訓練はその後、昨年8月中旬から1名、今年1月下旬から1名、合計2名の方を受け入れ実施しており、現在も継続中です。

札幌市稲寿園における就労訓練の特徴としましては、

  • 訓練は、短期の契約職員として法人が雇用し、給料を支給する形で実施すること
  • 基本的に訓練期間は3ヶ月間とし、週3日、3~4時間程度の形で本人に負担の無いよう行うこと
  • 訓練内容は、清掃業務、洗濯業務、介護業務に関する軽作業の3種類を計画的に行い、その後、本人の意向も確認しながら、訓練内容の絞り込みなど、若干レベルを上げて3ヶ月間の延長ができること
  • 清掃・洗濯業務に関する訓練については、当園が委託契約を結んでいるメンテナンス会社と連携し、専門的な指導の下で実施していること

などが挙げられ、特に訓練効果を高めるために雇用型で行っている点がユニークであることから、今回の見学会につながったようです。

■「生活困窮者自立支援法」に基づく札幌市の就労支援に関する情報

  • 相談の窓口:札幌市生活就労支援センター「ステップ」 電話 011-221-1766
  • 札幌市の生活困窮者就労訓練事業:札幌市のホームページ
  •  

施設紹介

ページトップへ